前の病院で埋入したインプラントを改善した症例
患者様のお悩み
前歯が折れた為インプラントを考えているが、前の病院で入れたインプラント治療のようにはなりたく無い
治療概要
インプラント・抜歯
前歯が折れたためインプラントを考えているが、前の病院で入れたインプラント治療のようにはなりたく無いため、来院されました。
かかりつけの歯科医院で入れた右上の差し歯が脱離と再着を繰り返しており、もう使えないと診断され抜歯とインプラント治療を提案されたとのことです。左右臼歯部と左上前歯を含めたインプラント治療を同歯科医院で行なったが、左上前歯のインプラントは埋入後1~2年で被せ物の根本の金属が露出し見栄えが悪く、今の所痛みなどは無いが同じように金属が見えてしまう様であればインプラント治療はこれ以上やりたくないとのご要望がありました。
右上前歯は歯根の長さが短く、装着していた被せ物の大きさが歯根の長さと比較して大きくなってしまうため、噛む力を支えきれず脱離していたと説明しました。歯根の破折、重度な感染は無いが予後不良の為、抜歯してインプラント治療を提案しました。
左上前歯のインプラント部において金属の露出が生じたのは、インプラントの埋入位置と埋入角度が芳しくなく、唇側の骨が大きく失われてしまった為に歯肉退縮を起こしてしまった事が原因である事をお伝えしました。
今回は唇側の骨を温存する為、手術当日に抜歯を行い、インプラント埋入位置を理想的な位置に寸分たがわず埋入する為、3DCT画像から3次元的に埋入位置を設計し製作するノーベルガイドを用いて手術を行いました。
治療費用・期間
95万円+税(自費診療)
5ヶ月
リスク・副作用
メインテナンスに定期的に通わないと、インプラント周囲炎の可能性があります。
担当医師