こんにちは!

今日は歯周病についてお伝えして行きます。

前回歯肉炎についてお伝えしましたが、実は歯肉炎を長期そのままの状態で放置すると歯周病へと移行する原因となってしまうのです。

歯周病とは、細菌の感染によって引き起こされる歯茎の炎症から、最終的に歯を支える骨が溶けてしまう病気です。骨の支えを失った歯はぐらつき、最終的には歯が抜け落ちてしまう場合もあります。そして多くの場合は症状なく進行するので怖い病気です。

歯肉炎も歯周炎(歯周病)も共に歯茎が腫れる病気ですが、大きな違いは歯周病の場合、歯茎の下の骨の周りまで炎症が広がり、骨が溶けるところまで進行してしまった状態の事を指します。

また、日本人が歯を失う原因で一番多いのは歯周病です。

 

歯周病は、予防でき、重度の場合を除けば治療も可能な病気です。 大切なのは予防、診断、治療、そしてメンテナンスです。

まず、歯周病の原因はあくまで歯垢ですから、それをためない、増やさないことが基本です。そのためには・・・

①正しい歯ブラシの方法で毎日実行することです。歯の表面を歯垢のない清潔な状態にしておく事が何より大切なことです。

②歯肉の中まで入っている歯石を完全に取り除き、さらに根の表面を滑らかにして炎症を引き起こす細菌を徹底的に除去することです。

③傷んだ歯肉、骨を治療して健康に近い歯肉にすることです。

④健康の保持のため歯科衛生士による専門的なクリーニングなどのメインテナンスを定期的に受けることです。

歯周病になっていないか心配、、、

最近歯が揺れてきた、、、

歯茎から膿がでて、口臭が強くなってきた気がする、、、

 

皆様の状態に合わせてしっかり対応致しますので、お気軽にご相談下さい!

 

歯科医師 永沼