舌ブラシについて!
みなさん、こんにちは♪
歯科衛生士の石田です!︎
近頃は雨が降る日も多くなり、梅雨の気配が感じられる様になって来ましたね☔️
ところで、みなさんは舌の汚れを落してくれる
「舌ブラシ」を使ったことがありますか?
今日は舌ブラシについてご紹介していこうと思います。
舌を鏡で見ると表面が白くなっていませんか?
この舌表面に付いた白い苔状のものを「舌苔(ぜったい)」
舌苔には約1億個の細菌が分布していると言われているのです。
口臭の原因菌のほとんどが舌苔に存在しているため
口臭のリスクが高まると言われています。
また、自分自身でブラッシングを行えない方や、加齢変化と共に唾液の分泌量が低下したご高齢の方は
細菌が舌表面で増殖し、呼吸と共に細菌が肺に入り込み、肺炎(誤嚥性肺炎)になってしまう危険性が
高まるとされています。
そのため舌の表面は常に清潔に保つ必要があります。
そこで活用して頂きたいのが、舌の表面のお掃除する「舌ブラシ」です。
<舌ブラシの使い方>
①まず舌を前方に突き出します。
②力を抜き、
この動きを5〜6回繰り返していただければ汚れは十分取り除くことができます。
※この時、
刺激に敏感な方はは2〜3回でも可。
お掃除の際は水か専用ジェルを使用し、歯磨き粉は決して使わない様にしましょう。
歯磨き粉には硬い歯の表面の汚れを落とす砂粒のような『研磨剤』が配合されている為
かえって舌を傷つけてしまう可能性があります。
頻度は一日一回で十分です。
細菌は寝ている間に増殖しやすいので、朝起きた時に行うと良いでしょう。
みなさんも口臭や誤嚥性肺炎の対策として
舌磨きを習慣にしましょう
当院の受付でも舌ブラシをご用意しておりますので、
お気軽にお声がけください!
歯科衛生士 石田