こんにちは!

皆さんは歯に付いた着色汚れが気になったことはありませんか?

今回はより細かいところまで着色を落としてくれるエアフローについてご紹介をします!

お口の中で、歯の溝や歯どうしが混み合って重なってしまっている部分には、歯ブラシの毛先が届きづらいので、汚れが溜まりやすくなっています。これはワイヤー等で矯正を行っている患者さんも同じで、清掃器具がワイヤーの下に入らないので着色や汚れが残りやすい状態になっています。

通常、歯科医院では回転するブラシやシリコンチップを用いて歯の表面をお掃除して行きますが、歯と歯が重なってしまっている部分や、矯正用ワイヤーの下にはブラシが届きずらく、うっすら着色が残ってしまう事があります。

 

そんな時に活躍してくれるのが、今回ご紹介するエアフローになります。

 

エアフローとは

→歯面清掃を行う器具の一つで、非常に細かなパウダー粒子(炭酸水素ナトリウムやグリシン)をジェット噴射で歯に吹き付けることにより、歯にこびりついた汚れを効果的に落とすことができるものです。

 

 

普段のクリーニングと何が違うの?

→通常の歯石を除去する器具でも、弾き飛ばしたり、擦り取ったりすることで、ある程度の着色や細菌を除去することは可能ですが、器具が届く限界があるので、細部まで取り切ることはできません。エアフローの場合、非常に細かなパウダー粒子を使用するため歯の間や細かい部分にも隅々までパウダーが入り込むことで、汚れや着色(茶渋やコーヒーによる着色、タバコのヤニなど)を落とす事ができます。

 

↑エアフローの機械

噴射をしているところです。

 

 

通常のクリーニングだけでも表面的な着色を落とす事はできますが、細かいところについた歯の着色でお悩みの際はお気軽にご相談ください♪

歯科医師 永沼