こんにちは😃
歯科医師の釜須です!
本日は嘔吐反射についてお話ししたいと思います。
 
歯科治療中にお口の中に何か入れられた時や
歯磨きをしている時、『オエッ』となってしまう方はいらっしゃいませんか?
そういった症状を嘔吐反射と言います。
 

 
読んで字のごとく、反射的に嘔吐(えづく)してしまうのですが、
原因としては
生理的要因
口の中や喉の近くに異物を感じると体が吐き出そうとする
心理的要因
過去の歯科治療に対するトラウマから恐怖感で吐き気を感じる
 
などが挙げられます。
 
 
患者様の中には嘔吐反射が原因で長らく歯科医院に行くことを避けてしまい、歯がボロボロになってから来院される方も少なくありません。しかし、治療すべき歯を放っておくと、かえって治療回数が増えたりしてしまいます😖💦
 
では、歯科医院で嘔吐反射を少しでも抑えるためにはどうすればよいか・・・
 
嘔吐反射であることを伝える
我慢したりするとトラウマになったりする可能性があります。
問診票に記入していただいたり治療前に伝えていただけると
私たちも嘔吐反射に対応した治療が出来ますので
ぜひお伝え下さいね😊
 
 

 
リラックスを心がける
不安感や恐怖感を消すのはなかなか難しいとは思いますが
院内で流れている音楽などを聴きながらリラックスするよう心がけてみましょう!
 
 
鼻でゆっくり呼吸する
嘔吐反射を起こしてしまう方の多くは普段から口呼吸している方が多いです。
そのため普段から鼻呼吸することを心がけたり 治療中ゆっくり呼吸することで抑えられることもあります。

ぜひ実践してみてください!
 
こちらの対応の仕方としては
・上体を少し起こした体勢で治療や型取りをする
・なるべく小さな道具を使用する
・局所的に麻酔をする
・笑気麻酔、静脈内鎮静などを使用し、ぼーっとした状態で治療を受けることが出来る専門外来への紹介
 
などがあり、当院の経験豊富なドクターや衛生士、スタッフが少しでも患者様が楽に治療や検査を受けれるよう配慮いたしますので
ご安心ください😊✨
 
 
そのほか、お困りのことがあれば気軽にご相談してくださいね!
 
 
歯科医師 釜須