皆さん、こんにちは!

歯科医師の近藤です😊

今回は補綴治療の中でも特に見た目の良いレイヤリング法とステイニング法についてお話します。

レイヤリング法とは、ジルコニアやe-max(セラミック)のフレームの外側に他の透明度のセラミックを焼き付けることで、

より審美性の高い補綴治療ができるようになります。特に強度の高いジルコニアをフレームにすることで、耐久性と審美性を兼ね備えた非常に精度の高い治療ができるようになります。

次に、ステイニング法についてご説明します。
ステイニング法は、ジルコニアやe-maxといったフレームのみでできている補綴治療です。

他の素材のセラミックを使用しないことで、強度を高く保つことができ、審美性もきれいに仕上
げることができます。
この二つの方法にはそれぞれに特徴がありメリットがあります。
先述の通り、レイヤリング法は見た目をきれいに仕上げることができるため、

審美性が重要視されやすい前歯部などの治療に最適とされます。

対して、ステイニング法では単一の素材として補綴物が出来上がるため、透明感はステイニング法に劣りますが

強度の面では非常に強いため、臼歯部などの耐久性が必要となる部分にも効果的です。

 

皆さんももし治療する場合、この二つの治療法も検討して考えてみてはいかがでしょうか