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インプラント費用はなぜ高い?専門医が価値と負担軽減策を解説

インプラント費用はなぜ高い?専門医が価値と負担軽減策を解説

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インプラント

「インプラント治療って、すごく高いんでしょう?」
歯を失ってしまい、インプラント治療を考え始めた方の多くが、まず費用面での不安を感じられます。
確かに、保険適用の治療と比べると、インプラント治療は初期費用が高額になりがちです。
これは、インプラント治療が原則として公的医療保険の適用対象外(自由診療)となるため、費用が全額自己負担となることが大きな理由です。

しかし、その費用には、失われた歯の機能と見た目を限りなく天然歯に近い状態に回復させ、長期的な健康とQOL(生活の質)向上につながる「価値」が含まれています。
このコラムでは、インプラント費用が高額になる理由、その費用に見合う価値、そして高額な治療費の負担を軽減するための具体的な方法について、詳しく解説していきます。
費用への不安を解消し、ご自身にとって最善の治療選択をするための一助となれば幸いです。

目次

01.「インプラント=高額」は本当?その背景にある理由とは
02.質の高いインプラント治療に必要なコスト|技術・材料・設備への投資
03.費用に見合う価値はある?インプラントの長期的なメリット
04.高額治療費の負担を軽減|医療費控除・デンタルローン活用ガイド
05.保証制度をチェック!長期的な安心を得るために
06.東戸塚エス歯科クリニックが選ばれる理由
07.東戸塚エス歯科クリニック|インプラント治療の流れ
08.インプラント費用に関するよくある質問

 

「インプラント=高額」は本当?その背景にある理由とは

インプラント治療の費用が高いと感じられるのには、いくつかの明確な理由があります。
単に「高い」と捉えるのではなく、その内訳を知ることが、価値を理解する第一歩です。

1.高度な専門知識と技術が必要な外科手術

インプラント治療は、顎の骨に人工歯根を埋め込む外科手術を伴います。
安全かつ確実に手術を行い、長期的に安定した結果を得るためには、歯科医師に高度な専門知識、豊富な経験、そして精密な技術が求められます。

専門医の育成コスト

インプラント専門医になるには、大学卒業後も国内外の研修プログラムに参加し、常に最新の知識と技術を習得し続ける必要があります。
当院の北崎浩一院長も、世界的な権威であるニューヨーク大学(NYU)のインプラントプログラムに参加し、研鑽を積んでいます。
こうした専門性への投資が、治療の質を担保する上で費用に反映されます。

精密な診断と計画

安全な手術のためには、CTスキャンによる顎の骨や神経、血管の位置の3次元的な精密診断が不可欠です。
このデータに基づき、コンピューター上で最適な埋入位置をシミュレーションするなど、綿密な治療計画を立てる必要があります。

難症例への対応

骨の量が不足している場合など、骨造成(GBR、サイナスリフトなど)といった追加の高度な外科処置が必要になることもあり、これらも費用に影響します。

2.高品質な材料と精密な技工物

インプラント治療で使用される材料や部品は、長期にわたって体内で機能することが求められるため、高品質で生体親和性(体への優しさ)の高いものが厳選されます。

インプラント体(フィクスチャー)

主にチタン製で、骨と強固に結合する(オッセオインテグレーション)性質を持ちます。
研究開発費や厳格な品質管理基準を満たす必要があり、材料自体が高価になります。

また、メーカーによっても価格は異なります。
当院では、世界トップシェアを誇るノーベルバイオケア社製など、信頼性の高いメーカーの製品を複数ご用意しています。

上部構造(被せ物)

見た目と機能を担う部分で、天然歯に近い審美性と強度を持つセラミックやジルコニアなどが用いられます。
これらの材料は保険適用の材料よりも高価であり、また、患者様一人ひとりの歯の色や形に合わせて精密に作製するための歯科技工士の高い技術料も含まれます。

当院では、マイクロスコープを用いた精密な形成を行う「マイクロプレミアムジルコニア」など、より高い精度と審美性を追求した選択肢もご用意しています。

アバットメント

インプラント体と上部構造をつなぐ部品で、こちらも精密な加工が施されたものが使用されます。

3.最新鋭の設備・機器への投資

より安全で精密、かつ低侵襲(体への負担が少ない)な治療を実現するために、先進的な設備への投資も費用に含まれます。

歯科用CT

顎の内部構造を3次元で正確に把握するために不可欠です。

マイクロスコープ

肉眼の最大20倍以上に視野を拡大し、精密な手術や処置を可能にします。

外科ナビゲーションシステム(Xガイド)

手術中にインプラントを埋入する位置や角度をリアルタイムでガイドし、安全性と精度を飛躍的に向上させます。

滅菌・衛生管理設備

インプラント治療は高度な衛生管理と精密な環境が求められるため、最新鋭の設備への継続的な投資が欠かせません。
当院では、ヨーロッパの最高基準(クラスB)を満たす滅菌器(Lisa)や、器具を確実に洗浄・消毒できるミーレジェットウォッシャーなど、先進の感染対策機器を導入し、安全性の高い治療環境を整えています。

こうした設備の導入・維持が、インプラント治療が一定の費用を要する一因となっています。

4.長期保証とアフターフォロー体制

インプラント治療は、治療が完了したら終わりではありません。
長期的に安定した状態を維持するためには、定期的なメンテナンスが不可欠です。

保証制度

当院では、使用するインプラントメーカーに応じて5年から最長15年の保証期間を設けています。
この保証は、万が一のトラブルに対する安心を提供するものであり、そのための体制維持にもコストがかかります。

メンテナンスプログラム

専門家による定期的なクリーニングや噛み合わせのチェックは、インプラント周囲炎などの合併症を予防し、インプラントを長持ちさせるために極めて重要です。

 

質の高いインプラント治療に必要なコスト|技術・材料・設備への投資

前述の通り、インプラント費用は様々な要素から成り立っています。「安い」インプラント治療には注意が必要です。なぜなら、質の高い治療を提供するためには、適切なコストがかかるからです。

「安さ」の裏に潜むリスク

安価なインプラント治療には、以下のようなリスクが考えられます。

経験の浅い歯科医師

難易度の高い手術やトラブル対応の経験が不足している可能性があります。

低品質な材料の使用

長期的な安定性や生体親和性に疑問のあるインプラントメーカーや材料を使用している場合があります。

不十分な診断・設備

CT撮影を行わない、あるいは古い設備しかなく、精密な診断や安全な手術ができない可能性があります。

簡略化された滅菌・衛生管理

感染リスクを高める可能性があります。

不十分な保証やアフターフォロー

治療後のトラブルに対応してもらえない、あるいは追加費用が発生する可能性があります。

目先の安さだけでクリニックを選ぶことは、将来的に再治療が必要になったり、深刻なトラブルに見舞われたりするリスクを高めます。結果的に、当初の想定よりもはるかに高額な費用と、身体的・精神的な負担を強いられることになりかねません。

東戸塚エス歯科クリニックの「質」へのこだわり

当院では、患者様に長期的に安心・満足いただける治療を提供するため、質に妥協しません。

専門性の高い歯科医師

院長の北崎浩一をはじめ、国内外で研鑽を積んだ経験豊富な歯科医師が治療を担当します。

信頼性の高い材料

世界的に評価の高いノーベルバイオケア社製インプラントを中心に、複数の選択肢をご用意。それぞれの特徴と費用、保証内容を明確にご説明します。

先進設備の積極導入

CT、マイクロスコープ、Xガイドなどを活用し、診断から手術、メンテナンスに至るまで、あらゆる段階で精度と安全性を追求します。

徹底した衛生管理

クラスB滅菌器など、大学病院レベルの感染対策を実施しています。

透明性の高い料金体系と長期保証

治療開始前に詳細な見積もりをご提示し、納得いただいた上で治療を進めます。長期保証で治療後も安心です。
これらの「質」へのこだわりが、当院のインプラント治療の基盤となっています。

 

費用に見合う価値はある?インプラントの長期的なメリット

インプラント治療は初期費用こそ高額ですが、他の治療法(ブリッジや入れ歯)と比較した場合、長期的に見て多くのメリットがあり、費用に見合う、あるいはそれ以上の価値があると考えられます。

1. 自分の歯のように噛める喜び(機能性)

インプラントは顎の骨に直接固定されるため、天然歯とほぼ同等の力(90%以上)でしっかりと噛むことができます。硬いものや粘着性のあるものも気にせず食べられ、食事の楽しみが広がります。一方、ブリッジは約70%、入れ歯に至っては20~30%程度しか噛む力を回復できないと言われています。

2. 自然で美しい見た目(審美性)

インプラントの上部構造には、天然歯の色や透明感を再現できるセラミックなどが用いられるため、見た目が非常に自然で、他の歯との区別がつきにくいのが特徴です。入れ歯のバネが見えたり、ブリッジと歯茎の間に隙間ができたりといった審美的な問題もありません。

3. 周囲の健康な歯を守る

ブリッジとの比較

ブリッジは、失った歯の両隣にある健康な歯を支えとして削る必要があります。一度削った歯は元に戻せず、寿命が短くなるリスクがあります。インプラントは失った部分だけで完結するため、周囲の健康な歯を削る必要がありません。

入れ歯との比較

部分入れ歯は、固定するためのバネをかける歯に負担がかかります。また、入れ歯が動くことで歯茎に負担がかかることもあります。

4. 顎の骨が痩せるのを防ぐ

歯を失うと、その部分の顎の骨は刺激がなくなるため、時間とともに痩せていきます(骨吸収)。入れ歯やブリッジでは、この骨吸収を防ぐことはできません。インプラントは、噛む力を天然歯の根と同じように骨に直接伝えるため、顎の骨が痩せるのを防ぐ効果があります。

5. 長期的な耐久性と経済性

適切なお手入れと定期的なメンテナンスを行えば、インプラントは10年後でも90%以上が問題なく機能しているというデータがあり、非常に長持ちする治療法です。場合によっては生涯にわたって使用することも可能です。
一方、ブリッジの平均寿命は約7~10年、入れ歯は約4~8年と言われ、定期的な作り直しや調整が必要です。
長期的に見ると、何度も作り直す費用や手間を考慮すれば、インプラントの方が経済的であるという考え方もできます。

6.日常生活の快適性

入れ歯のように取り外して手入れをする必要がなく、自分の歯と同じように生活できます。
発音への影響も少なく、会話も自然です。
ズレたり外れたりする心配がないため、人前で話したり笑ったりすることへの抵抗感も少なくなります。
これらのメリットを総合すると、インプラント治療は単に歯を補うだけでなく、食事、会話、見た目、そして精神的な自信といった、生活全体の質(QOL)を大きく向上させる「投資」と言えるでしょう。

 

高額治療費の負担を軽減|医療費控除・デンタルローン活用ガイド

インプラント治療の価値を理解しても、やはり費用の負担は大きいものです。
しかし、利用できる制度や支払い方法を知っておくことで、負担を軽減することが可能です。

1.医療費控除で税金の還付を受ける

インプラント治療は、審美目的だけでなく、噛み合わせの回復など治療目的と認められる場合、医療費控除の対象となります。

医療費控除とは?

1年間(1月1日~12月31日)に支払った医療費(生計を同一にする家族分を含む)が一定額(通常10万円)を超えた場合に、確定申告を行うことで所得控除を受けられ、結果的に所得税や住民税の一部が還付・減額される制度です。

対象となる費用

インプラントの治療費(検査、手術、上部構造など)はもちろん、通院にかかった交通費(公共交通機関)も対象となります。
デンタルローンで支払った費用も、信販会社が立て替えた年の医療費として控除の対象になります。

手続き

翌年の確定申告期間(通常2月16日~3月15日)に、税務署に申告します。
歯科医院から受け取った領収書は保管しておく必要がありますが、申告時の提出は不要です。代わりに医療費控除の明細書を作成・添付します。

還付額の目安

還付される金額は、申告者の所得(所得税率)によって異なります。
所得が多いほど税率が高いため、還付額も大きくなる傾向があります。
医療費控除について詳しくは、国税庁のウェブサイトやお近くの税務署、税理士にご確認ください。

2.デンタルローンで無理なく分割払い

インプラントのような高額な自由診療の費用を支払うために、信販会社や金融機関が提供する歯科治療専用のローン(デンタルローン)を利用する方法があります。

仕組み

ローン会社が治療費を歯科医院に一括で支払い、患者様はローン会社に利息を含めた金額を分割で返済していく仕組みです。

メリット

・まとまった自己資金がなくても治療を開始できる
・金利がクレジットカードの分割払いやカードローンより低めに設定されていることが多い(年利2.5%~8%程度)
・最大で7年(84回)やそれ以上の長期分割払いが可能で、月々の返済負担を軽減できる
・申し込み手続きが歯科医院の窓口で完結できる場合が多い

デメリット

・利息が発生するため、支払い総額は現金一括払いより高くなる
・利用には審査があり、収入状況などによっては承認されない場合がある
・全ての歯科医院がデンタルローンを取り扱っているわけではない

当院でもデンタルローンのご相談を承っておりますので、お気軽にお尋ねください。

3.クレジットカードの分割払い・リボ払い

普段お使いのクレジットカードで支払う方法です。
ポイントが付くメリットがありますが、分割払いやリボ払いの金利はデンタルローンよりも高くなる傾向があるため、注意が必要です。

4.院内分割払い

クリニックによっては、独自の分割払い制度を設けている場合があります。
金利がかからない場合もありますが、支払い回数などが限られていることが多いです。
これらの支払い方法を検討し、ご自身のライフプランに合った無理のない計画を立てることが大切です。
費用に関する不安や疑問は、カウンセリング時に遠慮なくご相談ください。

 

保証制度をチェック!長期的な安心を得るために

インプラント治療は長期にわたるものですから、治療後の保証制度が充実しているかどうかも、クリニック選びの重要なポイントです。

保証制度はクリニック独自のもの

インプラントの保証制度は、法律で定められたものではなく、各歯科医院が独自に設けているものです。
そのため、内容や条件はクリニックによって大きく異なります。

保証の種類

医院独自の保証

治療を行った医院が再治療などを保証する最も一般的な形式です。

第三者機関による保証

保証専門会社が提供する制度で、転居した場合でも提携医院で保証が継続できるメリットがあります。

メーカー保証

インプラント製品自体の不具合に対する保証で、手術の技術や臨床結果を保証するものではありません。

一般的な保証内容と条件

保証期間

インプラント体(人工歯根)やアバットメント(接続部分)は5年~10年、消耗しやすい上部構造(被せ物)はそれより短い3年~5年程度が一般的です。
経過年数に応じて保証率が変動する(例:5年以内100%、5年超~7年75%など)ケースもあります。

保証対象

通常の使用における破損や脱離などが対象となることが多いです。

【最重要】保証の必須条件

定期メンテナンスの受診

ほぼ全ての保証制度において、指定された間隔(通常3~6ヶ月ごと)での定期メンテナンスの受診が、保証適用の絶対条件とされています。
これを怠ると、保証期間内であっても保証が無効になってしまうことがほとんどです。

保証対象外となるケース(例)

・指定された定期メンテナンスを受けていない場合
・事故や転倒、外傷など、明らかに外的な要因による破損
・患者自身の不注意や不十分な清掃によるインプラント周囲炎の発症
・指示されたナイトガードの不使用や、禁煙指示の不履行など
・全身疾患(例:コントロール不良の糖尿病など)の影響によるトラブル

東戸塚エス歯科クリニックの保証制度

当院では、使用するインプラントシステムに応じて、最長15年の長期保証を設けております。
これは、当院の治療技術と使用材料に対する自信の表れです。
保証内容の詳細や条件については、カウンセリング時に書面で詳しくご説明いたします。
保証を有効に保つためには、当院が指定する定期メンテナンス(通常3ヶ月ごと)を必ず受診していただく必要があります。

保証制度は、単なる「保険」ではありません。
クリニックが提供する質の高い治療と、患者様ご自身による適切なセルフケアおよびプロフェッショナルケアへのコミットメントという、双方の協力によって成り立つ「長期的なパートナーシップ」の証なのです。

 

東戸塚エス歯科クリニックが選ばれる理由

東戸塚エス歯科クリニックは、インプラント治療において、単に失った歯を補うだけでなく、患者様の生涯にわたる口腔の健康とQOL向上に貢献することを目指しています。
私たちの提供する価値と費用に対する考え方をご説明します。

1.専門性と実績に裏打ちされた「最後の治療」

私たちは、各治療が「その歯にとって最後の治療」となることを目指しています。
そのために、院長の北崎浩一をはじめとする経験豊富な歯科医師が、国内外で習得した高度な知識と技術、そして豊富な臨床経験に基づき、精密な診断と治療計画を行います。
他院で「抜歯しかない」と言われた難症例にも対応可能な技術力があります。

2.先進技術による「精密・安全・低侵襲」な治療

CT、マイクロスコープ、Xガイドナビゲーションシステムといった最先端の設備を駆使することで、診断の精度を高め、手術の安全性を確保し、可能な限り歯を削らない・抜かない低侵襲な治療を実現します。

3.患者様のニーズに応える「多様な選択肢」と「透明性」

インプラントシステムは、世界トップブランドのノーベルバイオケア社製から国産の京セラ社製まで、保証期間や費用に応じて複数の選択肢をご用意しています。
それぞれのメリット・デメリット、費用、保証内容をカウンセリングで丁寧に説明し、患者様ご自身が納得して最適なプランを選べるようサポートします。
料金体系はウェブサイトでも詳細に公開しており、最大限の透明性を確保しています。

4.長期的な安心を支える「保証とメンテナンス」

最長15年の長期保証制度に加え、治療後も3ヶ月ごとの定期メンテナンスを通じて、インプラントとお口全体の健康を長期的にサポートする体制を整えています。

5.快適でプライバシーに配慮した「治療環境」

診療室は全室完全個室となっており、周囲を気にすることなくリラックスして治療を受けていただけます。
プライバシーが守られた空間で、費用や治療に関するデリケートな相談もしやすい環境です。
私たちは、これらの要素を高いレベルで提供することに、インプラント治療の真の価値があると考えています。
費用は、これらの質を担保し、患者様に長期的な利益をもたらすための投資であるとご理解いただければ幸いです。

 

東戸塚エス歯科クリニック|インプラント治療の流れ

当院でのインプラント治療は、以下のステップで丁寧に進めてまいります。

STEP1:初回カウンセリング(無料相談)

患者様のお悩みやご希望、ご予算などを詳しくお伺いします。
インプラント治療の概要、メリット・デメリット、他の治療法との比較などをご説明します。
費用に関するご質問にも丁寧にお答えします。

STEP2:精密検査・診断

レントゲン撮影、歯科用CT撮影、口腔内写真撮影、歯周病検査などを行い、お口全体の状態を正確に把握します。
マイクロスコープを用いて、より詳細な診査を行うこともあります。

STEP3:治療計画の立案・説明

検査結果に基づき、最適なインプラントの種類、埋入位置、本数、骨造成の必要性などを検討し、詳細な治療計画を作成します。
治療期間、費用、保証内容、考えられるリスクなどを詳しくご説明し、患者様にご納得いただいた上で治療を開始します。

STEP4:インプラント埋入手術

局所麻酔、またはご希望に応じて静脈内鎮静法(麻酔専門医が担当)を用いて、痛みを最小限に抑えて手術を行います。
Xガイドナビゲーションシステムやサージカルステントを使用し、計画通りに安全かつ正確にインプラントを埋入します。
手術時間は本数や難易度により異なりますが、通常1~3時間程度です。

STEP5:治癒期間(オッセオインテグレーション)

埋入したインプラントが顎の骨としっかりと結合するまで、通常2~3ヶ月程度の治癒期間を設けます。
この間、必要に応じて仮歯を装着します。

STEP6:仮歯の調整

仮歯を装着し、噛み合わせや見た目を確認・調整します。

STEP7:最終的な上部構造(被せ物)の作製・装着

最終的な歯の形や色を精密に型取り(またはスキャン)し、歯科技工士がオーダーメイドの上部構造を作製します。
完成した上部構造を装着し、噛み合わせなどを最終調整して治療完了です。

STEP8:アフターケア・定期メンテナンス

治療後は、インプラントと口腔内全体の健康を維持するために、3ヶ月に1回の定期メンテナンスを受けていただきます。
メンテナンスでは、専門的なクリーニング、噛み合わせのチェック、レントゲン撮影による骨の状態の確認などを行います。

インプラント費用に関するよくある質問

Q1. インプラント1本あたりの費用相場は?
A1. 日本におけるインプラント1本あたりの総費用は、一般的に30万円~50万円程度が目安とされています。
これには、相談・診断料、外科手術費用(インプラント体・アバットメント代含む)、上部構造(被せ物)費用が含まれます。
ただし、骨造成が必要な場合や、使用する材料、クリニックの設備や技術力によって費用は大きく変動します。

Q2. なぜクリニックによって費用が違うのですか?
A2. 費用が異なる主な理由は、①使用するインプラントメーカーや上部構造の材料の品質、②歯科医師の技術力や経験、③CTやマイクロスコープなどの設備投資、④提携する歯科技工所のレベル、⑤保証期間やアフターフォロー体制の違い、⑥クリニックの立地や運営コストなどが挙げられます。
安すぎる場合は、これらのいずれかの質が低い可能性も考えられますので、価格だけで判断せず、内容をしっかり確認することが重要です。

Q3. インプラント治療は保険適用になりますか?
A3. 一般的な虫歯や歯周病、加齢などが原因で歯を失った場合のインプラント治療は、原則として公的医療保険の適用対象外(自由診療)となり、全額自己負担です。
ごく稀に、病気や事故による広範囲の顎骨欠損、特定の先天性疾患の場合に限り、厳しい施設基準を満たした大学病院などで保険適用されるケースがありますが、ほとんどのケースは自由診療となります。

Q4. 医療費控除は必ず受けられますか?
A4. インプラント治療が、見た目の改善だけでなく、噛む機能の回復など「治療目的」であると認められれば、医療費控除の対象となります。
美容目的のみと判断される場合は対象外となる可能性もありますが、インプラント治療は通常、機能回復を伴うため、多くの場合対象となります。
手続きには領収書の保管と明細書の作成が必要です。詳しくは税務署にご確認ください。

Q5. デンタルローンの審査は厳しいですか?
A5. デンタルローンの審査基準は信販会社や金融機関によって異なりますが、一般的には安定した収入があることが条件となります。
アルバイトやパートの方でも、収入状況によっては利用可能な場合があります。
審査に不安がある場合は、事前に歯科医院やローン会社に相談してみると良いでしょう。

Q6. 追加費用が発生することはありますか?
A6. 初期の検査・診断の結果、顎の骨の量が足りない場合は骨造成手術(GBR、サイナスリフトなど)が必要となり、別途費用が発生します。
また、重度の歯周病がある場合は、インプラント治療の前に歯周病治療が必要になることもあります。
当院では、治療開始前に必要な処置と総費用を明確にご説明し、後から予期せぬ追加費用が発生しないよう努めています。

Q7. 支払い方法は選べますか?
A7. 当院では、現金一括払いのほか、各種クレジットカード払い、PayPay、デンタルローンによる分割払いに対応しております。
ご希望のお支払い方法について、カウンセリング時にご相談ください。

Q8. インプラントのメンテナンスにも費用がかかりますか?
A8. はい、インプラントを長持ちさせ、保証を維持するためには、定期的なメンテナンス(通常3ヶ月ごと)が必要となり、その都度費用がかかります。
メンテナンス費用は通常、数千円~1万円程度です。
これはインプラントだけでなく、お口全体の健康を守るための重要な投資とお考えください。

Q9. 保証期間内にトラブルがあった場合、費用はかかりませんか?
A9. 保証期間内であっても、定期メンテナンスを受けていない場合や、事故・外傷、患者様の不注意による破損などの場合は、保証対象外となり修理・再治療に費用がかかることがあります。
保証の適用条件を事前にしっかり確認しておくことが大切です。
当院では、保証規定について書面で詳しくご説明いたします。

Q10. 他院で入れたインプラントの相談やメンテナンスも可能ですか?
A10. はい、可能です。他院で治療されたインプラントに関するお悩み相談や、セカンドオピニオン、転居などに伴うメンテナンスの引き継ぎも承っております。
ただし、インプラントの種類によっては対応できない場合もありますので、まずはお気軽にご相談ください。
その際、可能であれば以前の治療に関する情報(インプラントの種類、治療時期など)をご提供いただけるとスムーズです。

Q11. 費用を抑える方法はありますか?
A11. 医療費控除やデンタルローンを活用する以外に、治療計画によっては費用を抑えられる可能性もあります。
例えば、当院では使用するインプラントメーカーの選択肢があり、保証期間や価格の異なるものから選ぶことができます。
また、上部構造の材質によっても費用が変わります。
ただし、費用を抑えることだけを優先すると、治療の質や長期的な安定性が損なわれるリスクもあります。
ご予算とご希望のバランスについて、歯科医師とよく相談することが重要です。

監修者情報

著者画像
東戸塚エス歯科クリニック 院長 北崎 浩一

資格 Qualification

資  格:歯科医師
出身大学:国立新潟大学 歯学部 卒業

ドクターコメント Doctor comment

東戸塚エス歯科クリニック院長の北崎浩一と申します。
これまで、痛い部分や違和感のある部分のみを治療していた方は多いのではないでしょうか。
当院では、何故その部分が悪くなったのか原因を探ることから始めます。
その場しのぎの治療を行うのではなくお口全体を診ていくことで、虫歯や歯周病になりにくい口内環境づくりを目指します。
このようにお口をあらゆる要素から診ることで、今回行う治療がその歯にとって最後の治療になるようにしたいと考えております。
治療方針を一方的に決め付けることなく、患者様の時間や経済面も加味したうえで、私自身が受けたいと思う治療を提案いたします。

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東戸塚エス歯科クリニック

住所

〒244-8530
神奈川県横浜市戸塚区品濃町537-1
西武東戸塚S.C 西武館2F

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東戸塚駅 東口より徒歩1分

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